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第15回発表会(2009年8月16日)より
 「最後の宮大工」と呼ばれた棟梁、故西岡常一さんのただ一人の内弟子、小川三夫さんは直接西岡棟梁から教えを受けたのは一度きりという。目の前でかんなをさっと引き、「かんなくずとはこういうものだ。」と示してくれただけ。学ぶは「まねぶ」素直に師匠のやることをまねなくてはならない。何を考え、何をやりたいか、一緒に生活することで雰囲気を感じとっていく。勘やこつなんで口で伝えることはできないという。
 職人は工作技術でものを作ってはだめです。工作技術は出来上がったらそれで終わり、「執念のものづくり」をするんです。ものは世の中に残るからうそ偽りのあるものを造っちゃいけない。未熟でも一生懸命やる。執念でものを造れば出来上がった後も「ここはこうする方が良かった」と何かしら不満が残る。だから次にもっといいものを造ろうという気になると………。 修行の目安は十年。職人に向く人間は、体で風を感じとれる子という。 私のめざしている舞踊は、西岡棟梁や小川さんの次の解体修理が行われるまでの三百年先を見据えた仕事に遠くたどりつけないが、稽古に励み、未熟でも一生懸命やる。子供たちと日々努力を重ねて、すごく単純なことだがくりかえしくりかえしやっていく。執念の作品創りをしていきたいと思う。小川さんが執念のものづくりと言ったような稽古をして深い部分のところまで降りていきたいと思う。
 昨年夏、長い間私の心の中にあったゲルニカ、その町を訪れることが出来ました。スペイン戦争のさなか、フランコ反乱軍を支援するドイツ空軍の猛爆撃によって破壊され、すべてを失ったゲルニカ、しかしながら62年を経て今はゆったりとした平和の中にありました。
第12回発表会より
 私にとって、舞踊を追究することはまさに『生きるということ』だ。それは単に生命の維持ということではなく、<魂の満足>の問題と深く関わっており、非常に繊細な要素を含めて深い処での舞踊を、私はもちろんのこと、時代までもが求めているのではないかと感じている。舞踊のまさに深い部分の問題の継承、そして魂とそれを舞踊として具体的に表現するためのテクニックの訓練!この二つを同時に考え、体に刻みこんでいくには、尋常ではない努力と無限に近い時間が必要だ。ひとりの人間が自立した舞台人として継続する練習の中で、新たなる内容をひらめきの中からとらえていくこと、子供たちにとっても私にとってもハードルは高いが挑戦し続けていきたい。
 真実を追い求める《気高き挑戦者》たちにとって、私は常に無限の時間を切り開く《園丁》のひとりでありたいと思う。

第9回発表会より
 オーギュスト・ルノアールは薔薇とオリーブにつつまれていた美しい家で78歳の生涯を閉じた。前日にはなお繃帯で指にしばりつけた筆で水彩画を描き、「なにかが分かりかけたようだ。」と眩いていたということである。時代の嗅覚においてきわめて敏感で、その時代にとって非常に大切で有効なものだと直観できる力を備えた芸術家が、死の直前に呟いたこの言葉がとても印象的だ。果たして私にそのような時は訪れるのか、否か?
 けれどもプラハの春、そしてベルリンの壁の崩壊から10年の時間がたち、21世紀を目前にして、ダンスワークは設立十周年のときを迎えた。登山には初めがあり、中間があり、終わりがあるそうだ。しかも登山には肉体的挑戦のみならず、知的挑戦、感情的挑戦も求められるそうだ。まさにこの10年の月日も登山そのものだった。
 新しい事実に合うように主義、主張の字句は変える必要があるかもしれないしそうしなければならないこともあるだろうと思う。だがその信条を形作る精神はそのままのはずだ。 10年前初めて子供だちと踏み出した第一歩をふりかえり、そしてまた新たなる第一歩を踏み出したいとおもう。常に前衛でありたいとおもうし、若い力にもそれを期待したい。
竹内あけみダンスワーク
〜Fairy Kids〜
        
 
     
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